寿の三色最中本舗は、1931年岩手県盛岡市で製餡業として創業いたしました。1952年仙台市国分町で会社企業、1996年名取市増田に工場移転、現在に至ります。
創業者の妻の名から引用した屋号の「寿」は、お客様へのお祝いの想いも込められております。寿の三色最中本舗のお菓子は、ご結納、結婚式、お誕生日、出産や長寿の祝い、敬老の日、お正月などのお祝いごとのおもてなしの「おめでたいお菓子」としても長年お喜びいただいております。
創業当時、寿の三色最中本舗では「小豆」「白あん」「抹茶」のあんが入った最中を別々の商品として店頭で販売していました。
ある時、お客様から「どれも食べてみたいが、一度に三個は大変だから、一個の最中に三種類のあんを入れたらどうか」という声をいただきました。お客様の言葉がヒントとなり、そこから屋号にもなっている当社の看板商品「三色最中」が誕生いたしました。
「一つ食べてもおいしさ三つ」というキャッチフレーズと共に、三色最中は仙台を代表する和菓子に成長いたしました。
三色最中本舗は、北海道十勝産などの産地にこだわった小豆を使い、あんの風味を活かした菓子作りという創業者の志を今後も守り続けたいと考えております。